「仏と豪 両方の要素を併せ持つシラー」 スクリオ 1998年 【R. パーカー95点】

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#シラー

「仏と豪 両方の要素を併せ持つシラー」 スクリオ 1998年 【R. パーカー95点】

「仏と豪 両方の要素を併せ持つシラー」 スクリオ 1998年 【R. パーカー95点】

「レ・マッキオーレ  スクリオ 1998年 750ml」 1本を出品します。 "Scrio 1998, Le Macchiole, Bolgheri "
「レ・マッキオーレ」は数々のスーパータスカンを産みだした銘譲地ボルゲリに居を構えるワイナリーです。ユージニオの代にワイン造りを主たる家業に変え、1995年に「パレオ・ロッソ 1992」がイタリアワインの見本市「ヴィニタリー」でサッシカイアやオルネッライアを抑えて、ピション・ロングビル・コンテス・ド・ラランドに次ぐ2位に輝いたことで注目を集め、その後メルロー、シラーによる単一品種ワイン、「メッソリオ」、「スクリオ」を世に送り出して高い評価を得たことでプレミアム・ワイナリーとしての名声を確立しました。
スクリオは肥沃な粘土質の土壌で栽培されたシラー種の1/4をオーク樽で、3/4をステンレスタンクでアルコール発酵後、バリックで乳酸発酵させ、一年落ちのフランス産バリックで18ヶ月樽熟成させた後、瓶詰めして20ヶ月後にリリースされます。
シラー種は、フランスではスパイシーでエレガントに、オーストラリアでは果実味と滑らかなタンニンを前面に押し出し、濃密で力強く仕上げられます。両方の要素を持ったシラーを目指して造られたスクリオは、若い頃はバラの香りと黒果実のインパクトが強くシルクのようなタンニンが魅力的ですが、十分寝かせると、まろやかさが加わり(若い頃はサラッとした印象)、シダやミントの香り、土っぽさが感じられるようになって味わいの奥行が広がります。ピノ・ノワールの熟成感と似た印象を受けます(最近のDNA解析でピノ・ノワールとシラーは遠縁であることが判っています)がタンニンが多い分もっと味わい深いのです。ピノ・ノワールを飲んだときに酸とのバランスで感じる甘みではなく、リキュールとかドライフルーツのような甘み、20~30年寝かせたアマローネを彷彿とさせる旨味を感じます。
ロバート・パーカー氏はこの1998年VTに95点を与えています。一瞬「サン・ジョベーゼか?」と勘違いさせるような果実味豊かな若い時分に試飲しているにも拘らず、将来の姿を予測して高い評価を与えるパーカー氏の鑑定能力には恐れ入ってしまいます。同氏の舌は日本人の嗜好には合わないという意見もありますが、ワイン・アドヴォケイトの編集長の職を辞してローヌの担当者に専念する程、シラー種が好きな同氏の評価は傾聴に値します。同氏の言われる通り、今まさに飲み頃のピークを迎えて熟成美を堪能できる貴重なワインだと思います。





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